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湖川友謙 サンライズ作品画集(仮)

『Gのレコンギスタ』(Gレコ)2話感想・レビュー・留意点。 [富野関係]

 どうも。今回もよろしくお願い致します。

 G-レコの、7話までの各話タイトルが判明しましたね。
 1話~3話までは

 『謎のモビルスーツ』
 『G-セルフ起動!』
 『モンテーロの圧力』

 「シャア専用ブログ@アクシズ」さんによると、4話~7話は

 『カットシー乱舞』
 『敵はキャピタル・アーミィ』
 『強敵、デレンセン!』
 『マスク部隊の強襲』

 となっております。

 必ず固有名詞(「マスク部隊」もね)が入っているのは、わざとだよね。

 キャラクターに固有名詞を連呼させて・視聴者にその名前を覚えさせるのは基本技術の1つだと思うけれども、サブタイもそんな意図かな。

 ガンダムの時代から「灼熱のアッザム・リーダー」とか、キンゲでも「鉄道王キッズ・ムント」「リオンネッターの悪夢」なんてあったけれども、今回は(今までのところ)全部そうだからな。
 
 OPの歌詞もその意図があるらしいけれども、「分かりやすいように」とはしているんだよなあ。こういうところでは。

 さて。2話目のおさらい、いきましょう。

 冒頭におけるジジイの意味ありげなセリフはスルーしておいて、まずはラライヤが「ボンボン」を無邪気に振るシーンが目をひきました。

 あれ、震えて意味不明なセリフ言うだけのキャラじゃないんだ。

 で、そこに現れた法皇様が、ノレドのフルネームを知っていることが驚きですよね。
 ノレドは一介の少女で、しかもハイソサエティの娘でもなくクンタラなのですから。

 まあぼくは、例えば『赤毛のアン』でプリンスエドワード島に住む人々が全員知り合いのように、人口が少ない舞台なのだろう、と解釈しました。

 それか、ベルリ(運行長官の息子)の周辺にいる少女だから、知っているのか。

 で、警備しているベルリとルインが会話をします。

 ルイン「オマエさ、囚人の塔に入れられている女海賊を助けたいんだろ?」

 おそらく、将来敵になる先輩ですが、ちゃんと他人の心情を汲める・良い人間なんですよね。

 
 ここで母親登場。

 「あら、かり出されたのね」
 肩に手を回されて、ベルリはちょっと嫌な顔をします。


 ぼくのような富野ファンが「いいなあ」って思っちゃうのは、ここらへんの細かい芝居なんだよね。

 思春期の・またはかつて思春期だった男性にとっては、友達や同年代の知人の前で、母親に肩を抱かれたらどんな気持ちになるか、ベルリが何故嫌な表情を見せたのか、説明不要でしょう。

 で、ここでもルインは、ちゃんと顔をそらして、「見ないであげる」んだよ。いい奴じゃん! マスクなんてかぶるな!

 そこへ、キャピタル・ガードの調査部大佐、クンパ・ルシータが現れます。

 劇場で先行上映を見た時に、ぼくは母親とルシータの関係が怪しいな、と思ったんです。

 今回見ると、その理由は。
 ルシータが海賊を捕まえたベルリを褒めたのに対し、母親は「偶然でしょう」と謙遜します。

 その時、左手を右の頬に持っていって、シナを作るは言いすぎだけれど、ポーズを取るんだよね。
 
 この仕草に、「コイツ母親とは言っても、まだ女だな」と感じさせるものがあるんですよ。


 その後、母親は来賓にルシータを紹介しようとします。が、ルシータはそれを無視して法皇の元へ行きます。

 ルシータはキャピタル・アーミィの創設に裏から糸を引いていますが、法皇も1枚噛んでいる、ってことでしょう。


 ポンコツ…否、麗しのアイーダを取り返すため(念のため・ぼくはアイーダ推しだよ)宇宙海賊が登場。

 「いーっ」と驚くノレドの表情、今までの富野ガンダムでは絶対に見られない顔だよなあ。


 海賊MS・グリモアが撃つライフル、実弾のマシンガンとビームライフルを撃ち分けられるタイプかと思っていたけれど、今回見直すとビームの光跡がちょっとおかしいんだよね。

 プラモの仕様を見てみたら、ビームライフルじゃなくて・あれビーム・ワイヤーだな多分。

 メカに乗ったまま運河を飛び越えるベルリとルイン。

 これを見て、後続のマニィも運河を跳びます。

 「女の力でぇー!」

 ここでのマニィの行動は、おそらく後に彼女が何らかの行動を取る際の、説得力とか伏線みたいなものになります。

 彼女が戦うことになっても、「いざとなったら勢いで運河を跳び越えるくらいの度胸のある少女だから、これくらいはするよなあ」と視聴者が思い出すことになるはずのシーンです。

 
 ちなみにおっさんのぼくとしては、ここでザブングルを思い出しました。

 ザブングルではまだ歪だった、『コナン』…と言っても探偵じゃないよ・シュワちゃんの古い映画でもないよ、富野なりの『コナン』の身体性、みたいなものを遂にこんな形で表現したなあ、と感慨深くなりました。

 
 囚人の塔に入るベルリ達。

 アイーダの名を呼ぶベルリに、ノレドがムッとします。
 女性の勘はするどい!

 やがて、ベッドにぶら下がった(おかしな言葉だ)アイーダさん登場。
 (胸元にはおそらく識別標識が付いた)囚人服を着たヒロインです。

 ベットにしがみついたアイーダのお尻目掛けて、ノレドがパチンコを撃ちます。

 このシーンさあ。

 富野のSM趣味が出ている、と感じるのはぼくだけ? いや、出ているよなあ。

 背中がちょっとはだけていて、太腿も見えて、しかも高所から落ちかけている女の尻をパチンコで撃つんだよ。
 ここは間違いなく、エロティシズムを出そうとしているよね。

 富野はGレコについて、インタビューで「アニメ・コミック慣れしている人たちのセクシュアリティーに対する感度、感覚を、全否定する。言い換えれば全肯定する」と言っていたけれど。

 このシーンが念頭にあったのかな。

 ま、ぼくはここ好きです。もうちょっとパチンコを撃っても良かった。S気強し。

 直後の、アイーダのお尻と・ノレドが1つの画面におさまっているレイアウトも面白いけれど。

 
 話は進んで、この後にもう1回、G-セルフの操縦席に取り付こうとする際に、アイーダの素肌(背中)が見えます。

 このシーンについて、ベルリ役の石井マークさんはどこかのインタビューで「ちょっとアイーダの背中が見えちゃったという演技をしたら、富野監督から死ぬかもしれないんだからそんな気持ちにはならない、とダメだしされた」といった趣旨の答えをしていたけれど。
 
 視聴者には、そんな気持ちにさせようとしているシーンだよな。

 
 で、この後、過去作品のモビルスーツが展示されている場所が出てきます。

 ここの感想で、「MSに彩色しておいて欲しかった」って意見をネット上で見かけたけれど、いやいやいや。

 過去作のモビルスーツが白黒なのは、「それくらい歴史が経過している」って設定以上に、もっと意味を感じちゃうけれどね、ぼくは。

 過去のモビルスーツ(作品)なんて、白黒でいいんだよ。Gレコは子ども達に向けた作品なんだからさ。


 Gーセルフを視界にとらえるカーヒル。

 それまで互いに「カーヒル大尉」「アイーダさま・姫様」と呼んでいたのに、出会ったことで2人の呼び名が変わります。

 「アイーダ! 姫様!」 「カーヒル!」

 実際に恋人関係だったかはともかく、2人とも(特にカーヒルが)互いを憎からず思っていたことは、この短いやりとりで分かります。
 まあ、次の回では、もうアイーダ立ち直っているようだけれどね。

 アイーダがハッチにしがみついている事を知らないカーヒルは、グリモア流星拳を放ちます。カーヒル・セイントだけに…(ツイッターでも呟いたのに再び)。

 「仲間を殺すのか!」と勘違いしたベルリくんの感情に反応したように、G-セルフから赤いオーラ的なものが…

 なんだあ、コレは。ひょっとしてサイコミュ持ち?

 カーヒル、あっけなく死亡。

 ビームライフルを撃った後の、反動で後ずさりするG-セルフの足、また手描きっぽい荒いタッチだったなー。あの作画処理、戦闘シーンの迫力が増して好き。

  
 この後、ベルリとアイーダのやり取りがあって、2話は終り。


 もう眠いので、また今度。今は午前3時半過ぎ、明日は当然仕事。

 EDについては、短く別の項を設けてちょっと話そう。


 

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