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『富野に訊け!! 怒りの赤篇』の発売前に。軽い予習を [富野関係]

 発売がアナウンスされてはいたものの、その後はAmazonでも商品情報が出ていなかった『富野に訊け!! 怒りの赤篇』。

 このたびやっと各ニュースサイトなどで情報が流れ、アマゾンからも注文できるようになったのは皆さんご存知かと思います。


富野に訊け!! 〈怒りの赤〉篇

富野に訊け!! 〈怒りの赤〉篇

  • 作者: 富野由悠季
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/02/21
  • メディア: 単行本



 さてそれらの情報によると、ゲスト篇には声優の久保田未夢さんとアニメコラムニストの小新井涼さんが登場するそうです。

 久保田さんはi☆Risのメンバーです。

 i☆Ris、芹澤さんしか知らないや…まあおっさんとしてはグループ名知っているだけで良しですが。

 久保田さんの相談は2015年の『アニメージュ』に掲載。
 「食べ物の好き嫌いが多くて困っている」という久保田さんの相談に、富野が「わがまま」と一刀両断する回ですね。

 もう1人のゲストである小新井さんは、恥ずかしながら私は不勉強でお名前御存じなかったので、ググってみたら毎週アニメ100本見ている人かー。

 そういうことやっているタレントさん? がいらっしゃるのは知っていて、大変だなと思ってた。その方か。




 さて、スペシャル対談は荒木哲郎監督です。

 現在判明している中では、読者からの相談内容の流れから、荒木監督がアンチツイートについて語っています。
 悩んだ荒木監督は結局、「ネットの意見から自分を遠ざける」を選択したようです。

 これはかつてタモリさんが語っていたぼくの好きな言葉があって、まさにその実践だと思いました。

 タモリさんは『笑っていいとも!』で、同じような悩みを持っていたゲストの久保ミツロウさんに対して以下の金言を贈りました


 (TVに)「出るなら見るな。見るなら出るな」。

 
 まあ著名人には、コレが一番なんでしょうね。

 で、対談の続きでは。荒木監督の発言を受けて。
 富野もウッカリと劇場版Zへの酷評をネットで最近見てしまい、「だから興行収入はああだったのか…」と思ってしまったそうです。

 ちなみにwikiを見ると、全てキネ旬ソースで興行収入は『星を継ぐ者』8億6000万、『恋人たち』6億、『星の鼓動は愛』4億9000万円だったそうです。


 最後は5億切るくらいか…

 アニメだとマクロスFの『虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』で6億5000万円、まどマギの『始まりの物語』5億9000万円、『永遠の物語』で5億7000万円(叛逆は20億超)。

 まあ深夜アニメのタイトルでは2億台とかけっこうあるけれどね。
 シリーズ重ねるごとにどんどん成績落ちているから、富野は納得できないよな。

 富野ガンダムで言うと『逆襲』は11億6000万円。
 ネットでは『∀』は0.5億円って情報があるけれど、コレって『地球光』『月光蝶』合わせた数字…? ハコも上映日数もかなり限定されていたけれど、に・してもだな。

 さて以上です。
 後は発売日を待つだけですね。
 
 
 ところで今回の『富野に訊け!!』のネット記事・ぼくが確認したものはどれも、最後に掲載されているマルCが「Yoshiyuki Tomino & Others 2017」になっている。
 こういう場合って作者名+出版社名だと思っていた。

 

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富野監督が語る、生まれた場所と作品の関係 [富野関係]

 えー、3月12日。
 オマエラ富野×高橋監督のトークショー行くんだろ…羨ましい…

 ぼくも金と時間があれば。特に金。それにしても、もっと金が欲しいな(赤井剣之介)。

 この「虫プロの遺伝子~ロボットを創った男達」と題したトークショー、紹介しているニュースサイトの中で、富野のコメントが紹介されています

「昆虫が好きになれる空気感と宝塚歌劇団に代表される文化。それが手塚先生を育てたと思っています」「創作をするとか時代性を乗り越えるためには、風土の持つ力は無縁なものではないと思っておりますので......」


 富野はこれまでにも、「育った場所」と「作品」の関連について、何度か述べています。
 
 富野自身は本家筋が東京江東区の名家、出身は小田原となります。詳しくはこちらの記事を

 富野が小田原に持つ複雑な心情については、手前味噌ですが過去に書いた当ブログの記事「『故郷がない』富野由悠季は、しかし故郷探しの旅を描き続けるのだった。」をお読みください。

 確かに富野の言う通り、創作者が育った場所と作品は、密接に関連していると思える場合も多々あります。

 例えば宮沢賢治が岩手ではなく南国生まれだったら作風は完全に違っていたでしょうし、ニューヨークと関連のないウディ・アレンなど想像できるでしょうか?

 では富野が生まれた場所と作品の関りについてどのように語っているのか、振り返ってみましょう。
 実は前にも同じようなこと書いたんだけれど、もう数年前だから。改めて。

 手塚と「生まれ」の関係については、過去にも言及しています。


(手塚)先生は、学生時代は宝塚に出入りしていたのだから、手塚作品に暗黙のうちにあるエロティシズムというのは、宝塚から発したものだ。
『リボンの騎士』を見ればわかるでしょうというような陳腐なものではない。ディズニーに代表されるアメリカナイズされたモダニズムへの心酔というのは、敗戦がその憧れに拍車をかけたにしても、もっと素朴に手塚先生のインテリジェンスの先進性といったものが、宝塚の華麗で都市化されたエロティシズムへ傾斜させている。(『ターンエーの癒し』249-250ページ)


 そしてコレ。安彦さんも湖川さんも北海道出身なのに!


湖川:富野さんに「何で小田原のこの僕が北海道の田舎者にこんなことされなきゃいけないの?」と言われて、え? 小田原が何なの? って僕は思ったわけ。
富野:あ、今わかった。北海道って何もないじゃない(笑)。だからわかりようがない。
湖川:北海道の人間なんか寒くて外へ出られないものだから、家の中でシコシコ絵を描いているからあれくらいは描けるんだ、なんて僕に言っていたじゃないですか。
(中略)
富野:今、言っていたみたいに、広井王子さんのような昔を知っている人間がパッと来た時に、勝てるわけないと思う。そういう意味で北海道というところだと、クリエイターにとっては不幸だよねって思うということです。(『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』173ページ)


 この中にある「昔」というのは、広井さんは東京生まれでSKDに知人もいて・国際劇場も身近なので、『サクラ大戦』の設定は自然に出てくるということです。
 ちなみに話題に上がっている広井さん・田中公平さんとの対談では、次のような発言があります。


広井:俗っぽいからじゃないですか。僕はいつも俗っぽい。
富野:だからそういう俗っぽさが僕にしてみれば、一番手に入れられなかった方法論であり、知力――知識とは言わない――なのよ。そういうものを全く持っていない自分は、本当に紙の上の人間だよねっていう脆弱さをすごく感じるんですよ。(『オーバーマンキングゲイナーエクソダスガイド』66ページ)


 ちなみに育った土地の気候風土が及ぼす影響は、作風だけではありません。


富野:それは、「世界の田舎」と「エクソダス」という二つの要素を抱き合わせにして、シベリアから関東までエクソダスする人びとの話をつくることによって、地域、気候風土自体の問題を描きたかったのと、それから気候風土に支配されて人格が形成されていくということに、もう少し自覚的になっていく必要があると思ったからです。自覚的になったうえで、ワールドワイドにインターナショナルに、他民族の存在を認めるという論点にまで物語を持っていきたいのです。(『オーバーマンキングゲイナーイントロダクション』29ページから)


 それと、作品で地方色を出すことについて。下記は「もとうおクリエイターズ・ライヴ富野由悠季ワークショップin鳥取」における発言の概要です。


数年前まで、地方色を出せば生き残れる、という話をしていた。
でも地方色だけを出していくと自滅する。アニメでいうと、東欧のアニメーションは地方色が豊か。誰が見ます? 他国人が。
地方色を意識するのは危険ですよ、と言っておきます。

でも矛盾する話をします。
しかし個性と言うものはなければいけない。コピーになるから。
俺が作ったんだよ、というクセは必要。富野節がなければ富野作品じゃねえじゃねえか、と言った時に、富野色というのは必要。

地方色も必要なんです。
どっちを先にするか、が重要。
 

 以上です。すぐに思いついたのはコレくらいかな…他でも色々言ってそうだけれど。

 最後に。
 今回の対談、育ちと少し関係があるのですが、是非2人の見解を聞きたいことがあります。

 それは大学卒業してすぐに漫画家活動を始めた手塚が、何故あれほど多彩な作品群を残せたのか、です。
 これは『マンガ夜話』でも話題になっていたはずですが。 

 アカシックレコードとも呼べるべき多数の作品に対し、体験のストックが圧倒的に足りないと思うのです。
 
 なのにあれだけの業績を残せた理由、生まれた宝塚と関係があるのか…

 対談行ける人羨ましいなあ。 

 

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富野に訊け!! 〈怒りの赤〉篇

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  • 作者: 富野由悠季
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/02/21
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手塚治虫シナリオ集成 1970-1980 (立東舎文庫)

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  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2017/02/20
  • メディア: 文庫
#こんなブラック・ジャックはイヤだ (エヌ・オー・コミックス)

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  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/01/26
  • メディア: コミック
I・L箱の女 (My First Big)

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  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/01/27
  • メディア: ムック
手塚治虫 マリン・エクスプレス 2 (ホーム社書籍扱コミックス)

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  • 出版社/メーカー: ホーム社
  • 発売日: 2017/01/19
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手塚治虫表紙絵集 (イラストレーション別冊)

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  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2016/10/31
  • メディア: ムック
漫画家が見た手塚治虫(書籍扱いコミックス)

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  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: コミック

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